県内初の脳卒中対応講習開催される
 平成20年2月16日(土)にISLS,PLSLと呼ばれる脳卒中患者の救急救護・診療の方法を学ぶ講習会を当院で開催した。飯田広域消防の救急隊員に加え県内外から医師や看護師など32人が参加。インストラクターを患者に見立て、意識障害や脳卒中の深刻度を判定し適応な処置を行う技術を学んだ。
 救急医療の現場では、高齢化による脳卒中患者の増加する一方で、医師不足が深刻となっている。加えて近年は脳卒中発症から3時間以内に投与すれば効果が期待できるアルプラーゼ(t−PA)の治療が認可されたことから、救急隊員や一般看護師らに迅速性と的確性が求められるようになった。
 ISLSおよびPLSLは、こうした背景から日本救急医学会が2006年11月に制定した脳卒中救急専用の対処マニュアル。同分野が専門である瀬口院長が、開発者である富山大大学院の奥寺敬教授(救急・災害医学専門)を招いて講習会が実現した。
 研修では参加者が4つのグループに分かれ、計20人のインストラクターが指導。意識障害がどの程度か、障害が脳卒中によるものか、深刻度はどの程度かーなどの判定方法を学び、血圧を上げすぎないなど脳卒中に特化した呼吸・循環管理の技術を学んだ。
 このうち脳卒中の程度を知る研修では、患者がどれほど手足を動かせるかなどを採点することで重大度を判定。受講生らは点数表やマニュアルを見比べながら、判断の基準を詳しく学んでいた。
 昼食を取りながら講義では、瀬口院長と開発者の奥寺教授がそれぞれ講演。奥寺教授は「救急隊は元来外傷への対応を前提にしてきたが、これからは脳卒中への対応が不可欠。地方ではどんどん医者が減る時代なので、米国などのように救急隊や看護師らが行える治療行為の拡大が求められている」と説明した。

介護老人保健施設
円会センテナリアン
老人保健施設 円会センテナリアン
介護支援まどか
居宅介護支援事業所 介護支援まどか
(信州日報新聞 平成20年2月19日付より抜粋)
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